子どもの指しゃぶりは歯並びに影響するか
こんにちは、はやし歯科・矯正歯科の林です。
今回は『子どもの指しゃぶりは歯並びに影響するか』についてです。
子どもが指しゃぶりをしていると、歯並びが悪くなるのではないか。と、
心配になっているお父さんお母さん方は、少なくないのではないでしょうか。
また、指しゃぶりを少しでも早くやめさせようとしても、子どもにストレスをかけてしまって、指しゃぶりをなかなかやめられなくんじゃないかと心配される方も多いですよね。
実は、指しゃぶりが歯並びに影響するのは子どもの年齢によって関係してきます。
ですので子どもの年齢に合わして、指しゃぶりをやめさすようにしていきましょう。
■年齢による指しゃぶりの考え方
3歳ごろまでは歯が抜け変わっていない乳歯の段階なので、
歯並びが悪くなることはほとんどありません。
子どもによって個人差はありますが、
永久歯に生え変わってくる前の4歳~5歳くらいに指しゃぶりをしていると歯並びに影響してくるので、徐々に指しゃぶりをやめるようにもっていきましょう。
■指しゃぶりが歯並びに影響が出る理由・症状は?
指しゃぶりで、歯やあごに大きな力が加わるため、歯並びや顎に影響ができます。
具体的な症状として、
•前歯がかみ合わなくなったり、出っ歯になる
•上下の奥歯が横にずれる交叉咬合になる
•口の周りの筋肉のバランスを失ってしまい、
うまく口を閉じることができなくなる
といった症状があります。
いかがでしたか?指しゃぶりは誰もが通る道ですが、
やめる時期を誤ってしまうと歯並びに大きな影響が出てしまう可能性があります。
なかなか4歳~5歳を過ぎても指しゃぶりをやめれない等の場合は、
早めにかかりつけの歯科医院に相談してみてくださいね。